« 3.11 | トップページ | あけましておめでとうございます »

2011年12月31日 (土)

読書記録(2011/10~12)

期間 : 2011年10月1日 ~ 2011年12月31日
読了数 : 7 冊
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
福岡 伸一 /  講談社 (2007-05-18)
★★★★☆ 読了日:2011年11月29日
「動的平衡」から入って「生物と無生物・・・」を読みました。「動的平衡」に比べて少し専門性が高いように感じましたが、わたしのような素人にもわかりやすく興味を持たせようと書く福岡さんの姿勢がすばらしい。本当はわからないのでしょうけれど、わかった気にさせてくれる文章術だと思います。
「動的平衡」のときもそうでしたが、自分の体を構成している物質の不思議に迫ることで、生命とか意識とは何なのか考えさせられました。考えても、結論が出るわけではありませんが。
下町ロケット
池井戸 潤 /  小学館 (2010-11-24)
★★★★★ 読了日:2011年11月3日
夢がある。そして、勇気がわいてきます。コテコテな泥くさい話と予想していたのですが、予想以上の展開に刺激を受けました。現実の仕事は夢を追ってばかりもいられませんが、せめて小説の中は夢を持てる世界があってほしい。そんな作品でした。
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
長谷川 晶一 /  白夜書房 (2011-09-21)
★★★★★ 読了日:2011年10月29日
現代の最弱球団ファンが歴史上の最弱球団の歴史を読む。読み始めて思ったこと。「それほど弱くないじゃん」。まあ、2年目以降は確かに最弱ですが、それは多くの制約や裏切りに振り回された結果で、現代の最弱球団とは状況が違います。そんななかでも奮闘を続けた選手たちに敬意をもって読み終えました。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)
松本 清張 /  新潮社 (1973-03)
★★★★☆ 読了日:2011年10月23日
久々に読んだ清張作品。テレビドラマが放送されたのを録画しましたが、視聴前に原作を読んでおこうと思い立ち、手にした次第。

一気読みをしたいところでしたが、時間的制約が大きく2週間以上を費やしてしまいました。しかし、いろいろと展開を想像というか期待をしながら正味時間としてはかなりのハイペースで読み終わった感じです。読み進めていくにつれて、展開が予想と離れていくケースが多く、驚かされながら読み終えました。ちょっと現実離れした部分もあった気もしますが、それはそれでOK。

さて、原作を読んだので、次はテレビドラマへ。
松本 清張 /  新潮社 (1973-03)
読了日:2011年10月19日
下巻を読了後、まとめて書きます。
ハマの裏番 もつ鍋屋になる
中野渡 進 /  ミリオン出版 (2011-07-19)
読了日:2011年10月15日
評判を聞いて読み始めたのですが、まず「クソ」とかいう言葉使いに抵抗があり、なじめないまま読み進めていく感じの読み方。不思議なことに読み進めていくうちに不思議に著者である中野渡さんの世界が理解できるようになってきた気がします。
ちなみに、スポーツ観戦が好きなわたしですが、選手のプレーは見ますが人物像までは興味を持っていません。そういう意味では、本書の中身は知らずにいた方がよかった世界なのかもしれません。
天災と国防 (講談社学術文庫)
寺田 寅彦 /  講談社 (2011-06-10)
★★★★★ 読了日:2011年10月9日
物理学者寺田寅彦の災害にスポットを当てたエッセー集。感想は、本書内に掲載された「解説」にある通り。書かれた時期が大正から昭和(戦前)なのに示唆された内容は現代にもそのまま適用できることばかり。解説者が指摘しているとおり、寺田寅彦の視点が全体像を見失っていないからこそと思います。震災から半年、すでに教訓を忘れ始めた人もいるように感じます。今だからできることをひとつひとつ積み上げていきたいと改めて思い直しました。

2011.12.31 at 23:59 書籍・雑誌 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30883/53622187

この記事へのトラックバック一覧です: 読書記録(2011/10~12):

コメント

コメントを書く