2013年3月31日 (日)

読書記録(2012/01~2013/03)

期間 : 2012年1月1日 ~ 2013年3月31日
読了数 : 15 冊
鍵のない夢を見る
辻村 深月 / 文藝春秋 (2012-05-16)
★★★☆☆ 読了日:2013年3月31日
初めて辻村さんの作品を読みました。ぐっと引き寄せる入り方で始まり、最後に思わぬ展開が待つ。最後にたどりつくのが待ち遠しい(待ち遠しいほど長くないが)短編集でした。ちょっとした言葉のやりとりに生々しさが感じられ、それが独特の後味につながっているのかもしれません。
社員力―ITに何がたりなかったか
浜口 友一 / ダイヤモンド社 (2007-03-16)
★★★☆☆ 読了日:2013年1月3日
基本的に読まないジャンルだし、5年も前の本だし、でもいただいた本でもあるのでようやく拝読。結果、思ったより参考にさせていただく部分が多く、付箋を貼ったりしています(笑)
プロ野球審判 ジャッジの舞台裏
山崎 夏生 / 北海道新聞社 (2012-03)
★★★★★ 読了日:2012年12月24日
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)
高田 誠 / 朝日新聞出版 (2011-01)
読了日:2012年12月6日
まずは、伝えたいことを3つにまとめるところからスタートしてみましょうか。
P&Gの成長を支えるコミュニケーション力をわかりやすく説明されています。たいへん参考になりました。
三匹のおっさん (文春文庫)
有川 浩 / 文藝春秋 (2012-03-09)
★★★★★ 読了日:2012年9月30日
有川さんらしいスピード感にあふれる傑作。ありえない状況設定もひとつの持ち味。気持ちよく爽快な気分で読了しました。
劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
新田 次郎 / 文藝春秋 (2006-01)
★★★☆☆ 読了日:2012年9月23日
GPSも気象衛星もない時代、計り知れない苦労があったのでしょう。実際の取材に基づいた小説ならではの迫力。
たかが英語!
三木谷 浩史 / 講談社 (2012-06-28)
★★★★☆ 読了日:2012年8月25日
楽天koboを買ったので、試し読みに三木谷さんの著作を購入。某氏の真似です。価格は税込840円でした。紙の本より2割安い価格設定。この分量なら電子書籍もありだと思いました。デバイスの操作感を抜きにして読み切ることができます。

肝心の内容ですが、英語に取り組みたいモチベーションアップにはなるかと思います。特にテクニカルな情報の収集に英語が欠かせないのは同感。社内公用語化が良い施策かどうかは別にして、目的は正しいと思います。

気になっていた楽天イーグルスも英語化するかどうかについても、あとがきに言及されています。
銀の匙 (岩波文庫)
中 勘助 / 岩波書店 (1999-05-17)
★★★★☆ 読了日:2012年8月22日
「子ども目線の自伝小説」。これは巻末の解説に和辻哲郎さんがこの作品を評した言葉(の意訳)です。独特の言葉使いで、自らが体験したこと、感じたことなどを繊細な表現で書き連ねている。遊び相手であるお恵ちゃんとの別れには、少しホロッときました。
写真集・火の見櫓
石川 元之 / 第三書館 (2011-10-28)
★★★★☆ 読了日:2012年8月5日
火の見櫓といってもそれぞれ個性があり、風景への溶けこみ方も様々。そんな火の見櫓と半鐘に写真を集めた写真集。火の見櫓が残る風景を見たくなります。
ゲームにすればうまくいく―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク
深田 浩嗣 / NHK出版 (2012-04-19)
★★★☆☆ 読了日:2012年8月5日
キーワードは「おもてなし」。難しいことではないのかもしれませんが、現実に即してみるとやはり難しい。
言葉の力 -   「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ)
猪瀬 直樹 / 中央公論新社 (2011-06-09)
★★★★★ 読了日:2012年7月29日
若い頃の読書が足りなかったと痛感しています。メッセージを伝える力の不足を痛感していますが、読書によって蓄積されたものから引用できる力が足りないのだと納得。と同時に、昨年の震災以降感じる情報伝達のもどかしさも、少しだけ理解できました。電子書籍が日本にとって起死回生の一手となるかどうか。
猪瀬さんのすすめる読書法も記載されています。リアル書店自体が減少傾向にあるなかでは地域によっては難しいと思いますが、方法としては理解しました。
日本の戦争 (小学館文庫)
田原 総一朗 / 小学館 (2004-12)
★★★★☆ 読了日:2012年7月20日
長編。明治維新から先の戦争に至る歴史の流れを追う。時間をかけてじっくり読む価値ありです。
システム障害はなぜ二度起きたか――みずほ、12年の教訓
日経コンピュータ / 日経BP社 (2011-08-01)
★★★☆☆ 読了日:2012年4月18日
後学のために読みました。
身につまされる一方で、そんなに単純な話でもないよなあという印象も。経営の問題であることは確かだが、それだけではないはず。プロジェクト管理は難しい。
ワシントンハイツ―GHQが東京に刻んだ戦後 (新潮文庫)
秋尾 沙戸子 / 新潮社 (2011-07-28)
★★★☆☆ 読了日:2012年3月30日
なぜだか読むのにえらく時間がかかりました。リズムが合わない?
六本木に今も残る米軍施設と、渋谷にあったワシントンハイツ。このキーワードのもと、戦後の東京に、そして日本に埋め込まれたアメリカをかたります。これは世界の警察官を自負する「アメリカ」にもつながるのでしょう。
あとがきから先に読むと、筆者の意図がわかり、読みやすくなるかもしれません。
スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
山際 淳司 / 角川書店 (1985-02)
★★★★★ 読了日:2012年1月28日
母校のセンバツ出場を記念して再読。

山際淳司さんの短編集。表題作に出てくる母校の選抜出場決定を祝い、本棚から発掘しました。前に読んでから20年以上も経っているものと思いますが、不思議にストーリーを覚えていました。

描かれているのは甲子園出場そのものではなく、甲子園に至る前年の秋期関東大会。主人公はエース川端投手。川端投手をはじめ選手たちの心情を交えながら、県大会、関東大会を勝ち進む様子を描く。クライマックスは関東大会決勝戦。後にプロ入りする選手もいた相手に立ち向かう川端投手の心の動きを追う。

http://mainichi.jp/senbatsu/12/article/archive/news/2012/03/20120313ddm041050130000c.html

http://www2.asahi.com/koshien/gunma/news/TKY201203250070.html

2013.03.31 at 12:40 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月31日 (土)

読書記録(2011/10~12)

期間 : 2011年10月1日 ~ 2011年12月31日
読了数 : 7 冊
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
福岡 伸一 /  講談社 (2007-05-18)
★★★★☆ 読了日:2011年11月29日
「動的平衡」から入って「生物と無生物・・・」を読みました。「動的平衡」に比べて少し専門性が高いように感じましたが、わたしのような素人にもわかりやすく興味を持たせようと書く福岡さんの姿勢がすばらしい。本当はわからないのでしょうけれど、わかった気にさせてくれる文章術だと思います。
「動的平衡」のときもそうでしたが、自分の体を構成している物質の不思議に迫ることで、生命とか意識とは何なのか考えさせられました。考えても、結論が出るわけではありませんが。
下町ロケット
池井戸 潤 /  小学館 (2010-11-24)
★★★★★ 読了日:2011年11月3日
夢がある。そして、勇気がわいてきます。コテコテな泥くさい話と予想していたのですが、予想以上の展開に刺激を受けました。現実の仕事は夢を追ってばかりもいられませんが、せめて小説の中は夢を持てる世界があってほしい。そんな作品でした。
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
長谷川 晶一 /  白夜書房 (2011-09-21)
★★★★★ 読了日:2011年10月29日
現代の最弱球団ファンが歴史上の最弱球団の歴史を読む。読み始めて思ったこと。「それほど弱くないじゃん」。まあ、2年目以降は確かに最弱ですが、それは多くの制約や裏切りに振り回された結果で、現代の最弱球団とは状況が違います。そんななかでも奮闘を続けた選手たちに敬意をもって読み終えました。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)
松本 清張 /  新潮社 (1973-03)
★★★★☆ 読了日:2011年10月23日
久々に読んだ清張作品。テレビドラマが放送されたのを録画しましたが、視聴前に原作を読んでおこうと思い立ち、手にした次第。

一気読みをしたいところでしたが、時間的制約が大きく2週間以上を費やしてしまいました。しかし、いろいろと展開を想像というか期待をしながら正味時間としてはかなりのハイペースで読み終わった感じです。読み進めていくにつれて、展開が予想と離れていくケースが多く、驚かされながら読み終えました。ちょっと現実離れした部分もあった気もしますが、それはそれでOK。

さて、原作を読んだので、次はテレビドラマへ。
松本 清張 /  新潮社 (1973-03)
読了日:2011年10月19日
下巻を読了後、まとめて書きます。
ハマの裏番 もつ鍋屋になる
中野渡 進 /  ミリオン出版 (2011-07-19)
読了日:2011年10月15日
評判を聞いて読み始めたのですが、まず「クソ」とかいう言葉使いに抵抗があり、なじめないまま読み進めていく感じの読み方。不思議なことに読み進めていくうちに不思議に著者である中野渡さんの世界が理解できるようになってきた気がします。
ちなみに、スポーツ観戦が好きなわたしですが、選手のプレーは見ますが人物像までは興味を持っていません。そういう意味では、本書の中身は知らずにいた方がよかった世界なのかもしれません。
天災と国防 (講談社学術文庫)
寺田 寅彦 /  講談社 (2011-06-10)
★★★★★ 読了日:2011年10月9日
物理学者寺田寅彦の災害にスポットを当てたエッセー集。感想は、本書内に掲載された「解説」にある通り。書かれた時期が大正から昭和(戦前)なのに示唆された内容は現代にもそのまま適用できることばかり。解説者が指摘しているとおり、寺田寅彦の視点が全体像を見失っていないからこそと思います。震災から半年、すでに教訓を忘れ始めた人もいるように感じます。今だからできることをひとつひとつ積み上げていきたいと改めて思い直しました。

2011.12.31 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 3日 (月)

読書記録(2011/07~09)

期間 : 2011年7月1日 ~ 2011年9月30日
読了数 : 9 冊
教えない教え (集英社新書)
権藤 博 / 集英社 (2010-11-17)
★★★☆☆ 読了日:2011年9月24日
元横浜ベイスターズ監督の権藤博さんによるリーダー論。参考になるところもあり、良いように解釈したいと思います。ただ実際のところ、リーダー論よりプロ野球チームの監督論を読みたかったのですが、少し方向性が違ったようです。
地図から消えた島々: 幻の日本領と南洋探検家たち (歴史文化ライブラリー)
長谷川 亮一 / 吉川弘文館 (2011-05-20)
★★★★☆ 読了日:2011年9月23日
どことなく懐かしさを感じながらあっという間に読了。というのも、この種類の話題に興味をもつきっかけになったのは、「望夢楼」というウェブサイト(http://homepage3.nifty.com/boumurou/)でした。愛読していたサイトのひとつです。で、この本の著者は「望夢楼」の作者である長谷川さん。途中まで気づかずに読んでいたのですが、懐かしさを感じるのも当然のことでした。

近代まで地図上に存在し続けた幻の島。何とも夢のある話ですが、間違いで「発見」された島もあれば、そうでもないような「島」もあり、その背景は様々です。今となっては発見の経緯も推測するしかない「島」もありますが、それぞれにストーリーがあり、そのひとつひとつにもう一度ひかれてしまいました。
知事抹殺 つくられた福島県汚職事件
佐藤 栄佐久 / 平凡社 (2009-09-10)
★★★★☆ 読了日:2011年9月11日
原発の問題が収束の見通しがたたないいま、佐藤前福島県知事の著作を読みました。このタイプの選挙運動は正直嫌いで、これでは金がかかるのも仕方のないところ。しかし、いまの原発の状況を見ると、やはり何かの力が働いたのか。それにしても検察の(特捜部の)恐ろしさを垣間見た感じです。
故郷忘じがたく候 (文春文庫)
司馬 遼太郎 / 文藝春秋 (2004-10)
★★★☆☆ 読了日:2011年8月21日
20年ぶりに再読。細川ガラシャに興味が出てきて、この短編集に収録されている「胡桃に酒」を読むために。

ガラシャの生涯より、忠興の粘着質な愛情のほうが相変わらず印象に残ってしまいました。ちょっと食傷気味になる感じ。
日本はなぜ負ける戦争をしたのか。―朝まで生テレビ!
猪瀬 直樹 , 草野 厚 / アスキー (2001-07)
★★★☆☆ 読了日:2011年8月15日
奥付を見ると2001年8月15日となっている。おそらく出版直後に購入したので、約10年間「積読」状態だったことになる。読むならこの季節と思い、読み始めて3日くらいで読了。朝まで生テレビで議論された内容が収録されていて、それは10年前の環境下なのだが、あまり世の中が変わった気がしないのはなぜだろうか。

収録されている議論はいまひとつ生煮え感があり、焦点が定まっていない気もしましたが、理解できたことは、戦争を止めるチャンスは何度もあったこと。その検証が十分にされていなかったこと。この議論に参加されている猪瀬直樹さんの「昭和16年夏の敗戦」を読んでいたので、猪瀬さんの主張がよく理解できました。
野球にときめいて―王貞治、半生を語る
王 貞治 / 中央公論新社 (2011-03)
★★★☆☆ 読了日:2011年8月3日
巨人ファンでもソフトバンクファンでもありませんが、子どものころから王さんはヒーローでした。感情が表情にすぐに現れそうな、まっすぐな人柄が好きです。その王さんの半生記。おそらく記者が取材で聞き取ったものなのでしょうけれど、王さんらしいまっすぐな生き方がよくわかる半生記です。大半の人の人生は多くの偶然に左右されていくものですが、王さんの場合、全部の偶然が良いほうに転じたのでしょう。巨人の監督をしていたころより、ホークスのころのほうが王さんらしい野球ができていたのだろうと思う一方で、大半は選手時代の内容なので、そこがやや不満なところ。
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
福岡 伸一 / 木楽舎 (2009-02-17)
★★★★★ 読了日:2011年7月27日
サッカー日本代表の前監督、岡田武史さんの講演で紹介されたのをきっかけに読んでみました。動的平衡という聞きなれない言葉の意味するところ、興味深い一冊でした。自分がここに存在して、何かを思い、こうして何かを書いている事実はいったい何なのか、考えさせられます。
金哲彦のマラソンレース必勝法42
金 哲彦 / 実業之日本社 (2010-10-27)
★★★★★ 読了日:2011年7月4日
金哲彦さんの講演を聞いて、さっそく購入。フルマラソンを始めて15年くらいたちますが、最近になってようやくノウハウ本を読むようになりました。秋のマラソンシーズンに向けて取り組んでみます。
ニュース・エージェンシー―同盟通信社の興亡 (中公新書)
里見 脩 / 中央公論新社 (2000-10)
★★★★★ 読了日:2011年7月1日
創業の思いが時代と噛み合わなかったというのだろうか。それとも、なるようになってしまったのか。「同盟通信社」の興味深い記録です。

2011.10.03 at 00:49 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月30日 (木)

読書記録(2011/04~06)

期間 : 2011年4月1日 ~ 2011年6月30日
読了数 : 3 冊
県庁おもてなし課
有川 浩 /  角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-03-29)
★★★★★ 読了日:2011年6月
「阪急電車」と同じように心地よいスピード感があり、爽快な気分で読み終えました。
エニグマ・コードを解読せよ
マイケル パターソン /  原書房 (2009-01-09)
★★★☆☆ 読了日:2011年4月
論理性を追いすぎて、読むのに時間をかけすぎてしまった感じ。最初から暗号を取り巻くドキュメントとして読むべきでした。
昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
猪瀬 直樹 /  中央公論新社 (2010-06)
★★★☆☆ 読了日:2011年5月

2011.06.30 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月31日 (木)

読書記録(2011/01~03)

期間 : 2011年1月1日 ~ 2011年3月31日
読了数 : 6 冊
地下鉄は誰のものか (ちくま新書)
猪瀬 直樹 /  筑摩書房 (2011-02-09)
★★★★☆ 読了日:2011年2月
都民ではありませんが、都営地下鉄利用者です。日常的に利用するようになって3年。思っていた以上に、インフラの部分でがんばっている印象を受けています。
[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
伊藤 直也 , 田中 慎司 /  技術評論社 (2010-07-07)
★★★★★ 読了日:2011年1月
たいへん勉強になりました。参考になります。
確率論と私
伊藤 清 /  岩波書店 (2010-09-15)
★★★★☆ 読了日:2011年1月
というより、「数学と私」という方が内容に合うタイトルなのではないでしょうか。確率論の数式からは脱落しましたが、数学者のコラムとしては楽しめました。
政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書)
海部 俊樹 /  新潮社 (2010-11)
★★★★☆ 読了日:2011年1月
軽く一気に読んでしまいました。この軽さが海部さんの魅力でしょうか。
昭和レトロスタヂアム 消えた球場物語
坂田 哲彦 /  ミリオン出版 (2010-09-25)
★★★☆☆ 読了日:2011年1月
阪急電車 (幻冬舎文庫)
有川 浩 /  幻冬舎 (2010-08-05)
★★★★★ 読了日:2011年1月26日
何と言っていいかわかりませんが、誤解を恐れずに言うと、出会いが欲しくなる一冊でした。こころが温まります。「ニシキタ」だけは少し土地勘があるので、懐かしい感じ。

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2010年3月31日 (水)

近頃の読書(2009年12月~2010年3月)

4カ月分をまとめて掲載。読んでなかったわけではなく、単に書くのが止まっていただけです。

47番の投球論 (ベスト新書)
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残念ながら横浜ベイスターズから埼玉西武ライオンズへ移籍してしまった工藤さんの著書を2冊続けて。入団から数年はなかなか思うように活躍できなかった工藤さんが、どうして46歳の今年もまだ現役を続けられるのか、まさに「現役力」ですね。ファンが試合で見る姿だけが選手ではないのですね。わかってはいるのですが、その努力に脱帽です。若くして才能を花開かせることなく退団していく選手のことを、もどかしく思っているのでしょうね。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
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読んだ理由は、流行ものだから。もっともな内容で参考になるような気もしますが、面白かったかと聞かれるとそうでもなかったかも。

2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
佐々木 俊尚
文藝春秋
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昨年来、いつか読もうと思っていましたが、ようやく読みました。よくある「だからマスメディアはダメなんだ」論ではなかったので、良い意味で期待と違いました。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋
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そして、坂の上の雲。上には1巻のリンクしか出していませんが、全8巻を読みました。実は20年前(新社会人の年です!)に読んでいるのですが、昨年のドラマ化を受けて再読。20年前に買った文庫本なので、字が小さい。近頃の筆者には辛い字の大きさです。

20年前には、実はあまりのおもしろさに1週間くらいで読破してしまったように記憶しています。今回は何と4か月かかりました。面白くないから時間がかかってしまったわけではなく、興味の幅が広くなっている分、部分部分をじっくりと読んでしまい、結局読むのに時間がかかっている感じでした。また、この本だけを読んでいるのではなく、上に書いたような何種類かの本を平行して読んでいるから、ますます時間がかかってしまう。でも、時間のかかり方がとても充実していて、気持ちのよい4か月でした。

20代での感想は時間を駆け上がるようなわくわく感でしたが、40代での感想は何だろうか。わくわくするような時代への憧れという感じ、でしょうか。何とも表現しにくいのですが、やはり20代での感想と大きく違います。作品自体は変わっているわけないので、変わったのは自分の方です。この作品の奥深さによるものでしょう。30代で読んでみてもよかったかなと思います。次は60代で読むことにします。

2010.03.31 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月13日 (日)

近頃の読書(2009年11月~)

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)
コグレ マサト いしたに まさき
毎日コミュニケーションズ
売り上げランキング: 792
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社
売り上げランキング: 62

ツイッター関連の2冊。昨年あたりから存在は知っていたのですが、最初は何者かさっぱり理解できなかったツイッター。仕事の関係もあって実際に始めてみて、やっとその奥行きがわかってきました。とりあえず始めてみて、興味を持った段階で読んでみると、より本の意味するところがわかってくるのではないかと思います。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
売り上げランキング: 654

最後に「沈まぬ太陽」。ゼロの焦点と同様、映画を前提として5巻全部読みました。迷走する航空会社を舞台に、腐敗した組織と信念を曲げない主人公の生き方を描いた長編。腐敗を仕方ないと思えるかと問われれば答は「NO」ですが、恩地のような立ち回りをできるかと言われれば、その答も「NO」。立ちはだかる壁に対してどう立ち回るか、考えさせられる作品でした。どこまでが事実でどこからがフィクションなのか気になりますが、それとは別の視点で読むべき長編なのでしょう。

2009.12.13 at 22:27 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月25日 (日)

近頃の読書

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
水村 美苗
筑摩書房
売り上げランキング: 2559
おすすめ度の平均: 3.5
3 退屈な国語授業の増加なんてまっぴら
5 スゴイ本だ
5 是非読んで欲しい
1 個人的「想い」「思い入れ」が強すぎる
2 正しくは「近代日本文学」が亡びるとき

共感できる部分と相でない部分が混在。いずれにせよ、英語が世界共通語になっている現状については共感します。それと日本語が(というより、日本語で書かれた文学が)無くなってしまうかどうかは別の話のような気がしますが。

大洋ホエールズ誕生前!林兼商店野球部から大洋漁業野球部まで
佐竹 敏之
文芸社
売り上げランキング: 182912
おすすめ度の平均: 5.0
5 熱烈横浜ベイスターズファンの書いた球団史

大洋ホエールズ発足以前の大洋漁業野球部の球団史。どこでどうやって調べたのか、記録の部分が思っていた以上に充実していました。エースだった江藤正さんがご存命で、取材ができたことが大きかったのではないかなと思います。大洋ファン必見とまでは言いませんが、大洋ホエールズの歴史に興味がある人であれば、読んで損はしないと思います。

メディアの支配者〈上〉 (講談社文庫)
中川 一徳
講談社
売り上げランキング: 62714
おすすめ度の平均: 3.5
5 NHKの大河の原作にも使えそう
1 こりゃひどい
5 メディアの正体!
メディアの支配者〈下〉 (講談社文庫)
中川 一徳
講談社
売り上げランキング: 65791
おすすめ度の平均: 5.0
5 フジサンケイグループのおぞましい内実!
国道の謎 (祥伝社新書 160)
松波 成行
祥伝社
売り上げランキング: 7549
おすすめ度の平均: 5.0
5 国道の歴史がわかる本
5 虚を突かれた一冊。面白い!
4 初の国道語り新書?
5 国道好きによる国道好きのための一冊
5 ありそうでなかった一冊

きっと知っている話ばかりだろうと思っていたので、良い意味で期待を裏切られました。国道界の都市伝説的な話が打ち消されている部分もあり、目から鱗の気分です。

ゼロの焦点 (新潮文庫)
松本 清張
新潮社
売り上げランキング: 1758
おすすめ度の平均: 4.5
4 昭和の暗部を抉り出す、傑作
4 “文学的”推理小説
5 清張の「探偵小説」
5 「点と線」とは対照的な事件小説
5 今も輝く推理小説の傑作のひとつだと思います

近く公開される映画を見に行きたく、その前に読んでおこうと思い一気に読了。途中から結論が見え始めていましたが、それによって興味がそがれることもなく、勢いがついたまま読めました。近く、テレ朝チャンネル(CS)で「点と線」の再放送が予定されているのも、楽しみにしています。

2009.10.25 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月27日 (日)

疑似科学入門

岩波新書「疑似科学入門」を読みました。

ことば巧みに「疑似科学」に陥れる、あるいは陥いりやすい風潮への警鐘という意味で、読み応えのある一冊でした。科学の中でもジャンルによって思い入れの度合いに違いがあるのか、批判的すぎる部分もあり、その点がちょっと残念。

疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)
池内 了
岩波書店
売り上げランキング: 908

それにしても、岩波新書って高くなったなあ・・・。

2008.07.27 at 23:00 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 9日 (水)

プロフェッショナル

横浜ベイスターズの内野手、仁志敏久選手の著書。すべてのプレーはあとから説明できるというようなことが書いてあったと思います。説明してほしい打席がたくさんあるような気がしますが・・・。

プロフェッショナル (祥伝社新書 107) (祥伝社新書 107)
仁志 敏久
祥伝社
売り上げランキング: 33800

2008.07.09 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年7月 6日 (日)

科学の扉をノックする

「博士の愛した数式」などを書かれた小川洋子さんの著書。日本を代表する科学者7人へのインタビューを元にしたエッセー集です。理系人間としていつも思うのですが、数学のことや科学のことで心を動かされたときの小川さんの表現力に実に魅力を感じるのです。自分の場合を考えてみると、読書やテレビなどで新しいことを知ったときの表現がどうしても画一的で味気ないものになってしまいます。その点、小川洋子さんの表現力は、読んでいてうらやましくなるほどです。インタビュー相手の人間性や表情が、写真などなくても十分にわかりやすく描かれています。

科学の扉をノックする
小川 洋子
集英社
売り上げランキング: 5029

2008.07.06 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日 (土)

汐留川

短編集です。それぞれの短編に同じような特徴があります。それは終わり方が何とも中途半端なこと。余韻を残すというか、想像力に訴えるというか、もう少し続きが読みたいと思わせる独特な作風です。その余韻が心に響くのだと思います。

ところで、杉山隆男さんの名前、どこかで見た記憶があったのですが、巻末の解説を読んで思い出しました。「メディアの興亡〈上〉 〈下〉」の著者でした。あまりにもジャンルが違いすぎ、頭の中で結びついていませんでした。

汐留川 (文春文庫 す 11-3)
杉山 隆男
文藝春秋 (2007/10)
売り上げランキング: 239059

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2007年8月22日 (水)

四日間の奇蹟

映画化されたのは2年くらい前でしょうか? その頃に買ったまま「積ん読」状態だった文庫本を今ごろ読みました。映画化されたことは知っていましたが、ストーリーは全く知らなかったため読むにあたっての予備知識無しです。

前半(第一日まで)からは想像つかない後半(第二日以降)の展開。実は、本の厚さのせいだと思うのですが、前半はかなり退屈に読んでいました。しかし、後半に進むにつれて面白くなり、最後の方は一挙に読み終わりました。あまり読まないジャンルの本ですが、たまにはいいかなと思います。

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)
浅倉 卓弥
宝島社 (2004/01)
売り上げランキング: 28804
おすすめ度の平均: 3.5
2 う〜ん…
5 鎮魂と再生と
5 感動した!
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟
posted with amazlet on 07.08.26
東映ビデオ (2005/11/21)
売り上げランキング: 27659
おすすめ度の平均: 3.5
2 良い素材があって何故??
3 少し物足りないかな
4 レンタルで見てから購入しました

2007.08.22 at 22:46 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月12日 (木)

計算しない数学

計算しない数学―見えない“答え”が見えてくる!
根上 生也
青春出版社 (2007/03)
売り上げランキング: 111435

実は学生時代にお世話になった恩師の著書。当時20代だったのか...、としみじみと感じます。当時から主張されている内容がよりブラッシュアップされたように感じました。

キーワードは「見てそれとわかる」。21世紀の数学はこうありたいと、こうあるべきだと強く思います。

本書を読んで漠然と感じたこと。「見てそれとわかる」までが数学で、それを論理立てて説明するのは別の力なのではないか。頭の中で組上がったストーリーを記述する力っていうのは数学とはちょっと違うのかもしれません。「数学嫌い」ってのは、どちらかというと後者の問題なのではないだろうか。

2007.04.12 at 01:02 書籍・雑誌 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月10日 (土)

佐賀のがばいばあちゃん

佐賀のがばいばあちゃん
島田 洋七
徳間書店 (2004/01)
売り上げランキング: 117

何となくネットで注文。ばあちゃんのすごさに圧倒されながら、珍しくあっという間に読了です。相手に気づかれないやさしさ、難しいことですが、そうありたい姿ですね。

2007.03.10 at 23:57 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月 7日 (水)

東京駅物語

短編集でありながら、それぞれのエピソードが微妙に交錯しあう絶妙の展開。明治から戦後にかけて発展する東京駅と行き交う人々を描いた傑作なのでしょう。ちなみに作者の北原亞以子さんの作品、実はこの1冊しか読んだことがありません。

実は数年前に買って、一度は読了した本。面白かったという記憶だけ残っていて、内容は全然覚えていなかったので改めて読みました。二度目もやっぱり面白かったのですが、これは筆者の記憶力に欠陥があるからでしょうか。

2007.03.07 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月 3日 (土)

アンダースロー論

アンダースロー論
アンダースロー論
posted with amazlet on 07.03.03
渡辺 俊介
光文社 (2006/09/15)
売り上げランキング: 37440

千葉ロッテマリーンズの投手であり、プロ野球ほぼ唯一のアンダースロー投手である渡辺俊介投手による著書。さすがに現役の投手がシーズン中に発売する本で細かい技術論は書けないでしょうから、1冊の新書になるネタがあるのかと疑問に思いながら「つん読」にしていました。

たしかに技術論で詳細には立ち入っていませんが、それでも何を考えて投げているのか、微妙な内容ながらわかりやすく書かれています。随所に野球観、これまでの恩師への感謝の気持ちが見えるなど、人柄がよく表れている本だと思います。渡辺投手やマリーンズのファンでなくても楽しめる一冊と思います。

2007.03.03 at 14:02 書籍・雑誌, 野球 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月18日 (土)

下山事件(シモヤマ・ケース)

日本橋で消息を絶った国鉄総裁が轢死体で発見されたとう事件の概略は知っていました。そして事件の真相は未だに不明のままであることも。読んでみて時代背景はよく分かったものの、作者の言わんとしているところは今ひとつ不明のまま。最後は消化不良のまま終わってしまった感があります。

下山事件(シモヤマ・ケース)
森 達也
新潮社
売り上げランキング: 1985

2006.11.18 at 23:30 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年11月12日 (日)

Web2.0が殺すもの

Web2.0が殺すもの
Web2.0が殺すもの
posted with amazlet on 06.11.13
宮脇 睦
洋泉社
売り上げランキング: 3257

雨後の筍のようにWeb2.0関連の書籍があふれかえっていますが、そのグループとは一線を画すWeb2.0礼賛に対する反論が繰り広げられています。

内容にうなずける部分がある一方、Web2.0書籍に対して感じる違和感と同じように、方向性は正反対ながら同種の胡散臭さを感じてしまいます。わざと刺激的にしようという意図を感じるタイトルがイヤなのかも。「ウェブ進化論 本当の大変化はこれからはじまる」あたりを読んでから読むと面白いかもしれません。

2006.11.12 at 23:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月12日 (火)

世界で一番おもしろい地図帳

世界で一番おもしろい地図帳
おもしろ地理学会
青春出版社 (2005/06/24)
売り上げランキング: 5,365

よく売れているようで、期待して買ったのですが、いまひとつ面白くなかったか。群馬県について書かれているところで、「夏と冬の温度差も少なく」という記述に「?」。それは間違いじゃないかなあ。

2006.09.12 at 00:44 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 3日 (日)

最近の読書

無謀!野球旅行記
無謀!野球旅行記
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竹村 裕児
新風舎 (2006/07)

追浜などイースタンリーグの観戦でよくお会いする竹村さんの著書。米国のマイナーリーグや独立リーグを観戦するための「無謀」な旅行記です。現地の人との会話の様子などを読むと、同じような無謀旅行に出かけたら同じようにハマるだろうな、と思ってしまいます。その根底には、観客に楽しんでもらおうとすることを第一に考える球団経営、そして楽しむことを何よりと考える観戦スタイルがあるのでしょう。

美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.09.03
安倍 晋三
文藝春秋 (2006/07)

次期首相就任が確実視されている安倍晋三さんの著書。著者の人物像に近づくことはできるものの、具体性のある政策論にはなっていないという印象。教育に関しては特に力を入れているだけあり、具体的な内容が盛り込まれていましたが、それ以外のところは今ひとつ。

2006.09.03 at 22:02 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月10日 (木)

最近の読書

DIVE!!〈上〉
DIVE!!〈上〉
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森 絵都
角川書店 (2006/06)


DIVE!!〈下〉
DIVE!!〈下〉
posted with amazlet on 06.08.10
森 絵都
角川書店 (2006/06)

何となく書店で平積みになっているのを買ってしまったものです。珍しいジャンルの本です。この人の本を読むのは初めて。話の展開が急な書き出しに惹かれ、珍しくハイペースで読み終わりました。4章の構成ですが、それぞれ異なった展開でまるで別の小説を読んでいるかのような印象。最後まで楽しく読めました。

日本共産党
日本共産党
posted with amazlet on 06.08.10
筆坂 秀世
新潮社 (2006/04/15)

何とも言い難い内容でした。そう思っているなら現役の議員のうちに言ってくれ、と何度も思ったことか。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

このあたりは良く売れた本です。

2006.08.10 at 00:22 書籍・雑誌 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年7月17日 (月)

琉球ボーイズ

1960年代に沖縄の米軍基地を慰問したデトロイトタイガースと対戦した米軍を中心としたチーム。ここに参加した沖縄の選手4人と、その時代の沖縄野球界と複雑な日本アマチュア野球組織の関係について書かれたノンフィクション。当時の沖縄と統治する米国との関係が、より複雑な背景を作っていることがわかります。いろいろな時代背景が絡んだ結果、4選手の活躍がほとんど記録にさえ残っていない中、よくまとめ上げられていると思います。

話の中心になっている岸本投手が、現在のプロ野球で活躍する沖縄出身投手たちの姿と重なり、ある意味感慨深いものがありました。

2006.07.17 at 17:18 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月18日 (日)

フミキリスト

先日、自宅からそれほど遠くない「開かずの踏切」で事故がありました。
そのときにWebを検索していて発見した本。興味を引かれてさっそく購入してしまいました。

日本の“珍々”踏切
日本の“珍々”踏切
posted with amazlet on 06.06.18
フミキリスト11 伊藤 博康
東邦出版 (2005/01)
売り上げランキング: 44,860

お寺の境内に踏切があったり、踏切の向こうは墓地だったり、数多くの踏切がネタとして取り上げられています。11人のフミキリストたちが、実際にカメラを持って取材した踏切と踏切を取りまく環境などを細かに掲載しています。意外に筆者の自宅や勤務先に近い踏切も取り上げられていたりして、親近感を覚えました。それほど興味を持って見ていないので、近くにあってもネタに気づかずに通過していますが。
著者「フミキリスト11」の「フミキリスト」は、踏切が好きで好きで仕方がない人だそうです。こういう本が出版されるくらいですから、意外に「フミキリスト」は多いのかもしれません。

2006.06.18 at 03:13 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月29日 (土)

最近読んだ本

最近読んだ本とその感想です。

グーグル完全活用本
グーグル完全活用本
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創藝舎
三笠書房 (2006/02)

Googleの使い方について書かれた本。実は、わたしは「普通の」検索をするばかりなので、特殊な技法を読んでもすぐに忘れてしまいます。「ああ、こういうこともできるのね」と思う一方で、だいたい「普通の」検索で事足りてしまうので、あまり意味がないかもしれません。とはいえ、雨後の筍のように次々と繰り出されるGoogleのサービスにはいつも驚かされます。

台湾 したたかな隣人
台湾 したたかな隣人
posted with amazlet on 06.04.29
酒井 亨
集英社 (2006/02)

台湾の近代史。特に政権交代から現在に至るまでの経緯に関する内容。台湾は中国か、という問題が最大の問題ですが、おそらく2008年の総統選挙でその答が出るのでしょう。行ったことが無いのですが、琉球からはすぐそこの位置、フィリピンにも近くマレー系民族の影響も受けているとのこと。

会津戦争全史
会津戦争全史
posted with amazlet on 06.04.29
星 亮一
講談社 (2005/10)

義を重んじて薩長軍に挑んだ会津、しかしながら戦略に欠けた会津がたどった悲劇。実は、この本を読んでみても歴史的な残虐な戦争になった理由が理解できないままです。会津側の視点に立った本なので、薩長軍の視点が欠けているからなのかもしれません。

2006.04.29 at 17:42 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月15日 (水)

スタジアムの戦後史

「積ん読」を消化。買ってから半年近く放置してあったような気がします。
国技館、川崎球場、東京スタジアム(南千住の方)と興味のある対象がいくつも出てきたので衝動買いしたのでした。川崎球場や東京スタジアムについては、いくつか文献を読んでいますので、あまり真新しい知識にはなりませんでした。しかし、国技館については戦争を挟む経緯などに興味深いものを感じました。戦前の国技館(両国)を現在の両国国技館は別の場所であることも、初めて知ったほどです。

スタジアムの戦後史―夢と欲望の60年
阿部 珠樹
平凡社 (2005/07)
売り上げランキング: 65,356

2006.02.15 at 01:16 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月11日 (土)

暗証番号はなぜ4桁なのか?

しばらく「積ん読」状態だったのを一気読み。暗証番号について書かれているというよりは、セキュリティーの概念を説明した本という印象。丁寧に説明しているが、その分飽きてしまう部分もあったかもしれません。
中国ではキャッシュカードの暗証番号が6桁であることは知りませんでした。

暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する
岡嶋 裕史
光文社 (2005/09/20)
売り上げランキング: 2,625

2006.02.11 at 02:41 書籍・雑誌 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年2月 4日 (土)

祖国とは国語

世にも美しい数学入門」などでおなじみ藤原正彦さんのエッセイ集。
思想的に合わない部分が多いだろうと思って読み始めましたが、共感できる部分が多いことに気づきました。それは違うだろうと指摘したい箇所もあるものの、数学者でありながら「小学校の教科の重要度は一に国語、二に国語、三、四が無くて、五に算数、他は全部十以下」との説には思わずうなり声をあげるほど。論理、情緒、祖国愛などの重要な要素の根元に国語がある、と。
10数年続く日本の低迷期は今後も続いてしまうのでしょうか。立て直すことは出来るのでしょうか。教育にかかっているのは間違いないと思います。でも、時間がかかりますね。

祖国とは国語
祖国とは国語
posted with amazlet on 06.02.04
藤原 正彦
新潮社 (2005/12)

2006.02.04 at 18:23 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月31日 (火)

最近の読書

最近読んだ本。

マンガでわかる「超ひも理論」
白石 拓 工藤 六助
宝島社 (2005/06/01)
売り上げランキング: 182,382

いまひとつすっきり理解できませんでした。「マンガでわかる」とは言うものの、文章の方がわかりやすかったり・・・。

編集担当者(群馬の人らしいです)の思い入れがたっぷり。楽しく読めました。群馬県出身者にはもちろん楽しめますし、他県出身でもそれなりに楽しめるのではないでしょうか? 温泉やスキーで群馬県を訪れる前に是非どうぞ。

2006.01.31 at 14:33 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月20日 (金)

マルス

JRの座席予約システム「マルス」の進化について書かれた本。興味深かったのは鉄道の予約システムと航空機のそれの違い。停車駅が多数あり途中での乗車、下車のパターンが多数ある鉄道に対し、経由地が少なく乗降のパターンが限られている航空機。鉄道の座席配分(長距離客と短・中距離客への配分)は、非常に難しい問題であることがわかりました。動的に最適な(無駄な空席が発生しない)配分比率にするには、究極まで追求すれば座席を購入時点では確定させず、出発の直前に確定させる方式をとることになるのでしょう。鉄道の座席確定が航空機の方式に近づく日が来るのかどうか。何か日本人の文化に合わないような気がしますが。

2006.01.20 at 02:32 書籍・雑誌 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年1月10日 (火)

大正時代

いかにも軽そうな装丁だったため、疲れたときの通勤用の軽い読み物というつもりで購入したのですが、意外なくらいに読み応えがあり、読み終わるのにかなりの時間を要しました。
日本の近・現代史は結構好きなのですが、大正時代に相当する時代はかなり不得意な時期にあたります。明治の延長線上にあるようで、昭和の芽生える時期でもあり、時代背景がよくわからないのです。わからないから興味が持てなかったのかもしれません。
装丁を見たときには大正時代の文化史的なものを想像(期待)していたのですが、大正の政治史が話の中心です。話の流れが時の流れを前後する記述が多く、読んでいて混乱してしまいます(わたしだけ?)。

2006.01.10 at 04:14 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 9日 (月)

「新党」盛衰記


政党の変遷とか、歴代の天皇だとか、都道府県、市町村の変遷だとか、プロ野球チームの変遷とか、この手の内容が大好きですので、書店でタイトルを見かけて買ってしまった本です。しばらく「積ん読」状態だったのですが、連休をいいことに夜更かしして一気読み。
一気読みしてしまうほど面白かったのですが、小沢一郎を中心とした動きに重きを置きすぎて、全てのミニ政党が網羅されていないのが残念でした。
民主党の前原代表、自民党の中川秀直政調会長あたりの経歴は、「そうだったけ」というほど記憶が曖昧でした。記憶から消えかかっている政党は、新進党分裂前後の「太陽党」、「新党友愛」、「新党平和」などです。この本の記述でも、このあたりの変遷はやや消化不良気味のところがあります。
昨年の自民党圧勝の結果、今後しばらくはこのような動きは無いのでしょう。憲法改正案をめぐって、一波乱あるような気もしますが。

2006.01.09 at 01:18 書籍・雑誌 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2005年7月21日 (木)

小笠原クロニクル

小笠原諸島(父島)に行ったのは、今から6年前です。自然、特にきれいな海に圧倒されて、いつかまた行きたいと思いながらもそれ以来行けずにいます。先日、偶然この本を書店で目にして、思わず購入しました。読んでみるとちょっと気になる記述があり、いやな部分もあったのですが、すんなり入り込めました。6年前は自然に圧倒されて歴史にまで思いが至っていなかったのですが、考えてみれば世にも特異な歴史を経験した島です。島や現代史に興味のある方向きと思います。

小笠原クロニクル - 国境の揺れた島
山口 遼子
中央公論新社 (2005/07/11)
売り上げランキング: 97,041

2005.07.21 at 03:08 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月15日 (日)

博士の愛した数式

博士の愛した数式
博士の愛した数式
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小川 洋子
新潮社 (2003/08/28)
売り上げランキング: 903
通常24時間以内に発送

先日「世にも美しい数学入門」について書きましたが、その中で触れられている「博士の愛した数式」を早速読みました。
夢があって、気持ちの通じ合う心があって、数学の美しさがあって、何とも心の温まるストーリーでした。江夏豊の背番号が28でなかったら、この小説は生まれなかったかもしれません。
素数はいいですね。

2005.05.15 at 01:56 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 4日 (水)

美しい数学

世にも美しい数学入門
藤原 正彦 小川 洋子
筑摩書房 (2005/04/06)
売り上げランキング: 33
通常24時間以内に発送
数学の入門書ではありません。「美しい数学」について作家の小川洋子さんと数学者の藤原正彦さんの対談を書籍にしたものです。「芸術や自然と同じように感動を与える」という記述に感動。そういう目で数学を見たことはありませんでした。一晩で完読。小川さんの著書「博士の愛した数式」も是非読んでみたくなりました。

2005.05.04 at 12:59 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 3日 (火)

頭がいい人、悪い人の話し方

頭がいい人、悪い人の話し方
樋口 裕一
PHP研究所 (2004/06)
売り上げランキング: 53
通常24時間以内に発送
流行っているみたいなので読んでみましたが....。 誰しも漠然と思っているようなことを文章にまとめて書籍にしてくれたことはいいのですが、それ以上の内容ではなかったように思います。いけない話し方について書かれているというより、いけない生き方について書かれていますので、自分の生き方を振り返ってみるには良いかもしれません。

2005.05.03 at 23:32 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月25日 (月)

衝動買い

通勤電車で座る技術!
通勤電車で座る技術!
posted with amazlet at 05.04.25
万 大
かんき出版 (2005/03/23)
売り上げランキング: 10,081
通常1~2週間以内に発送
土曜日の出勤途上、書店で衝動買いした本。 本当に座ることを目的としているわけではなく、ある意味ネタの集めたものと考えると、良くできた本と言えるのではないでしょうか。結構笑えました。 公式サイト ブログ

2005.04.25 at 20:23 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月21日 (木)

蹂躙

ハワイ王朝最後の女王
猿谷 要
文芸春秋 (2003/01)
売り上げランキング: 37,357
通常24時間以内に発送

白人社会に蹂躙されてしまったハワイ王朝。最後の王であるリリウオカラーニ女王の生涯について書かれた本。白人たちとの戦いはたった100年ちょっと前の出来事。ハワイに行く前に読みたかった。

2005.04.21 at 00:21 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月16日 (土)

ちょっと合わないか

野球の国
野球の国
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奥田 英朗
光文社 (2005/03/10)
売り上げランキング: 18,153
通常24時間以内に発送

沖縄、四国、台湾、東北、広島、九州と野球観戦を主な目的として旅をする紀行文。何か経済感覚がいまひとつ合わなかった気がします。お金をかけすぎ。
共感を持てたのは、沖縄の首里城について「城のレプリカ」と書いてあったこと。わたしも首里城では歴史の重みを感じることができませんでした。復元ってのはね...。

2005.04.16 at 20:43 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 5日 (火)

旬を逃した読書

読みかけのまま放置していたのを、改めて読みました。小泉首相が「米百俵」の話を持ち出したのは何年前のことでしたっけ?

米百俵
米百俵
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山本 有三
新潮社 (2001/06)
売り上げランキング: 67,216
通常4日間以内に発送

小泉首相プロフィールはこちら

2005.04.05 at 02:53 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 3日 (日)

北方領土の定義

について考えさせられました。
が、読んでいて非常に疲れるタイプの本です。データに基づく著者の主張が300ページ超のボリュームで書かれており、通勤の友とするにはちょっと辛いものでした。

日露領土紛争の根源
日露領土紛争の根源
posted with amazlet at 05.04.03
長瀬 隆
草思社 (2003/05/31)
売り上げランキング: 227,955
通常2~3日以内に発送

2005.04.03 at 21:08 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月14日 (月)

読んでないのでよくわかりません

よく売れているようなので、何となく購入して読んでしまった本です。実は、「噂の眞相」自体を読んだことがありませんので、いまひとつよくわからないのですが、とりあえず一気読み。
ジャーナリズムのあり方について書かれていますが、全面的に賛成とまではいきません。しかし、わざと品質の悪い紙を雑誌に使用していたというあたり、ポリシーに厚みを感じます。
この岡留さん、今後は沖縄に移住するとか。それはうらやましい。

『噂の真相』25年戦記
『噂の真相』25年戦記
posted with amazlet at 05.03.14
岡留 安則
集英社 (2005/01)
売り上げランキング: 1,500
通常24時間以内に発送

2005.03.14 at 22:35 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 3日 (木)

激動

共感する部分が多い一冊でした。一連の騒動の中で、コミッショナーが何の仕事もしなかったことがよくわかりました。

激動!ニッポンプロ野球―2004年熱い日々の記録から
坂井 保之
生活情報センター (2004/12)
売り上げランキング: 239,393
通常2~3日以内に発送

そういえば、根来コミッショナー、任期の最後まで居座るつもりなのでしょうか。辞めるはずではなかったの? おそらくまだ今年も続く騒動の中で、また「権限が無い」を連発するつもりなのでしょうか。

2005.03.03 at 23:30 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

一人勝ち?

電子マネー戦争Suica一人勝ちの秘密―魔法のカードの開発秘話と成功の軌跡
岩田 昭男
中経出版 (2005/02)
売り上げランキング: 15,663
通常24時間以内に発送

実際一人勝ちなのかどうかわかりません。ICカード決済として、一人勝ちするかどうかはまだこれからの話だと思います。
この本で面白かったのはSuicaそのものの話より、関西私鉄の「ピタパ」の話。プリペイド方式ではなく、ポストペイ方式なのですね。

2005.03.03 at 00:34 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月 1日 (火)

最近読んだ本

小学校の給食で食べた鯨の竜田揚げが忘れられないのです。給食大嫌いだったのですが、鯨の竜田揚げは好きでした。

クジラと日本人
クジラと日本人
posted with amazlet at 05.03.03
大隅 清治
岩波書店 (2003/04)
売り上げランキング: 153,194
通常2~3日以内に発送

本の内容について。鯨を巡る事実関係はよく分かるのですが、主張がいまひとつよくわからない。伝統的日本捕鯨を続ける主張はわかるのですが、そのためにどうするのかという主張が読めない。わたしの理解が悪い?

2005.03.01 at 03:04 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)