台風と熱帯低気圧・温帯低気圧
台風の勢力が衰えると「熱帯低気圧となった」とか書きますが、じゃ「熱帯低気圧」って何?
低気圧には「温帯低気圧」と「熱帯低気圧」があって、「熱帯低気圧」は緯度の低い海域で発生した低気圧のことを言い、前線をともなっていない特徴があります。一方の「温帯低気圧」は、緯度の高い温帯で発生で発生した低気圧であり、南西側に伸びる寒冷前線、および南東側に伸びる温暖前線をともないます。
普通に「低気圧」と呼ばれるものは、ほとんどが「温帯低気圧」です。
で、「熱帯低気圧」のうち、最大風速17.2m/sec.以上のものを台風というようです。「熱帯低気圧」が発達して、一定の風速を超えるようになると「台風」と呼ばれるようになり、台風の強さが衰えて一定の風速を下回ると再び「熱帯低気圧」に呼び名が変わるということです。
では、台風が「温帯低気圧」に変わることはないの?
あるのです。台風が北上して性質が変わることがあります。発生した時点では暖かい空気しか持っていないところ、北上して冷たい空気を持つようになると「温帯低気圧」となります。つまり、天気図で見ると寒冷前線、温暖前線を持つようになります。台風が「熱帯低気圧」になるときは勢力が衰えたことを意味しますが、台風が「温帯低気圧」に変わるときは勢力が衰えたわけではなく性質が変わったこと意味しています。勢力が衰えたわけではありませんので、注意が必要です。
2004.08.01 at 12:13 いろいろ | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
